良くある「モテ本」には、恋愛テクニックが書かれている。
著書は心理カウンセラーや、銀座のホステス、占い師など様々だが、共通している点がいくつかある。
その一つが「聞き上手はモテる」ということ。
合コンや初めての食事デートの際、彼の話を聞いてあげるときに目をみてゆっくりうなずくことが大事だという。
男はプライドが高くて、過去や現在の自慢話をするのが好き。
これからのビジョンについても、グローバルだ、ソリューションだ、と大きな規模で語る。
ビジネス誌のインタビューじゃないんですけど、とツッコミたくなるのを押さえて、「うん、うん、すごいね!」と相づちを打つ。
心の中では、(うーん、その理屈はあんたの会社でしか通らないよ。)と思いながらも、笑みを浮かべる。
すごいね!そうなんだ!を連呼していると、「本当に何も知らないんだね」と、まるで俺が教えてあげるよと言わんばかりの得意げな表情になる。
知らないフリをしているのが疲れてくると、「あの会社はもうその事業から撤退してるよ。報道見てない?」などと事実を言ってしまう。
一気に冷める雰囲気。
「何も知らないんだね」と思われて、知っていても「そうなの!だから教えてね」と可愛く言いなさいというのがモテ本の教えだ。
良い加減、聞き上手=無知な女=だからモテる!という構図を取り払って、「博識だなぁ!付き合う内にお互い磨かれそうだ!」という所に惹かれる男がもっと増えても良いと思う。
聞き上手プラス自分の意見をまっとうに述べるのが素敵!そんな女がモテのスタンダードになると、日本はもっと変わると思う。
事実であろうと、意見を通す「強い女」はモテない。
「強い女」を聞き役にさせるほどの男が量産される世の中なってほしいものだ。
恋に恋する女と男
女友達から連絡先変更のメールが来た。
メールアドレスだけでなく、電話番号まで変えたということは…そろそろ呼び出しがかかるだろう…という私の読みは当たり、週末の午後にカフェで友人と落ち合った。
毎回、「彼のことで相談があるんだけど」というメールで私を呼び出す友人だが、いわゆる「恋愛相談」をされたことはない。
私を呼び出すまでの間に男女関係のいざこざがあり、1人で悩み、結論を出し、連絡先を変更して断ち切るという過程を経ているからだ。私を呼び出すときにはすべて終わっているのだ。
したがって私が友人と会ってすることは、友人から一連の流れを聞き、「これでよかったと思っているから」の言葉を受けて、「そうだね」と相槌をうつだけ。
「恋愛相談」ではなく「恋愛報告」が近いかもしれない。
友人の潔さには、相談を受けたはずの私の方が勇気づけられるのであった。
風俗体験漫画があるといいな。
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